兵庫県のF様のご依頼です。
シャンパンガーネットのリングと、ルースを3種(スピネル・タンザナイト・ピンクトルマリン)をお預りし、ご指定のお好みに合わせてデザイン画をお描きしました。
お仕事中にも着けられて、華奢ではないデザインがご希望でした。
色の組合せで、メインのシャンパンガーネットに一番似合いそうなスピネルを選び、デザインが決定!
WAX原型での最大幅は、石の爪まで入れて約12mm。
存在感のある幅のわりには、透かしがある2本ラインのアームが女性らしさを引き出してくれます。^^
ホワイトゴールドでのお創りになりますので、石の色味も綺麗に出ると思います♪
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鋳造が出来ました。
ご依頼は、K18ホワイトゴールド。
ホワイトゴールドは、実は色々な色身のある金属です。
75%の金の他に、シルバー、パラジウムなどの割金が添加されます。
元々が金なので、本来は黄味のある、画像のような色味です。
シャンパンゴールドと呼ぶこともあります。
しかし、プラチナ高騰の為(下がってきましたが。)、色々な研究がされて、変な表現ですが「白いホワイトゴールド」も生み出されています。(実際はやや暗い色味)
今の所、まだ黄味のホワイトゴールドが一般的です。
コスト面や、石留めの際の硬さも問題なのではないかと思います。
白さが強いものはダイヤがメインのブライダルリングに適しているでしょうね。^^
さあ、脱線しましたが、いよいよ研磨&石留め。
そしてロジウムメッキの工程へと進みます。
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ピンクゴールドとホワイトゴールドで迷われましたが、ピンクゴールドでお作りすると、シャンパンカラーが沈んでしまう為、ホワイトゴールドをお勧めしました。
デザインを決める段階では、ご自身のお写真をお送りいただきましたので、デザインを決めるポイントにもなりました。
ありがとうございました。^^
とっても女性らしい印象のリングになりました。^^