カメラマンの先輩からのご依頼で、カメラのストロボをつなげる部分のフタをご依頼いただきました。
じつは、2回目のご依頼で、前回のご依頼分もあわせてご紹介します。
福岡市美術館で開催した、「ジュエリーのこれから」展 2020 の際、お隣のギャラリーで展示会をされていたのが、同じ大学出身のNさまでした。親しみを込めて先輩と呼ばせて頂いてます。^^
たしかサルーキという犬種だとおもうのですが、
以前飼われていた子をモデルにして一つ目のご依頼を頂いたとき、
「ホットシュー」そのものを知らなかった私は、見本にプラスチックのサンプルをお借りして、
本体の寸法を写し取って、シルバーのホットシューを作りました。

基本的に、ここの寸法はどのカメラも同じだということでしたので、とにかく寸法第一に記録しました。

柄がない状態で
フィット感をチェック
ベースが出来て、一つ目の彫りは、レーザー彫りに出したのですが、
深めに彫ってもらったけれど、思ったよりも浅くて。

絵もサルーキっぽさが出てなかったので
再度やり直すことにしました。
もっとしっかり凹凸を出すために、糸鋸で切り抜くことに。

足や胴の細さに気を付けて切り抜いて、本体に合体しました。
そして一つ目完成。

2021年8月でした。
そして今年はエンゾくんモチーフで、二つ目のご依頼をいただきました。

元気に跳ねている様子

こんな感じ?

影を加えて、より躍動感を。^^
そして前回のカメラより出っ張りを無くしたものになりました。
モデルがいるご依頼は、いかに「らしく」出来るかが大切ですよね。
エンゾくんらしく出来たでしょうか?^^
2025年3月、二つ目の完成です。