ジュエリーデザインのヒントは、人それぞれです。
多くは、自然のものや、身近なものがモチーフになったり、好きな形を追求したり。
石の形から、デザインを展開させることも出来るし、まずデザインありきという場合もあります。
私の場合は、お客様のお好みを伺ってから描くことが多いです。
ジュエリーリフォームをお仕事のメインとしているため、まずは「お客様ありき。」で考えていきます。
眠っているジュエリーを、ご依頼主好みにデザインすることが、その宝石達を生かすことになると思っています。
身に着ける喜びや、満足感が、宝石を輝かせるのだと感じます。
主婦の立場から考えると、ついつい日常遣いのものをお勧めしていますが、可愛いものも大好きです。
個人的には、フラワーモチーフ、生き物モチーフ。
ここのところ、次男がよく虫を連れて帰ってくるので、虫を良く描いているかな?
あとは、飼っている亀とか。
先日デザインしたティアラも、花、鳥、蝶etc をモチーフにデザインしました。
デザインは、日ごろ見たものを描いたり、形をイメージしたりすることから始まります。
沢山好きなものを見て、何かを感じ、それを描くこと。
先週は、クラフト学院の学生さん達のコンテストに出すデザインをチラッと見せてもらいました。
ひとつのテーマに、色々な解釈をしているのが楽しかったです。
「発想」って、とても大切ですね。
クラフト・アートは、発想やオリジナリティ。
商品は、日常性・安全性・機能性。
この組み合わせが、上手く融合しているのが理想です。
相反する要素が多いので、私にとってはこれが日々の課題です。(^^)