愛媛県のN様からご紹介頂いた、香川県のK様のご依頼です。
K18 ダイヤモンド テニスブレスから、フルエタニティリングへ。
K18 ダイヤモンド ペンダントヘッドから、シンプルなリングへ。
メールが出来ないK様との間に、N様が挟まってお手伝いしてくださっています。^^
N様、ありがとうございます。♪
フルエタニティリングの難しいところは、ダイヤの数とバランスです。
指輪のサイズによって、円周が違いますので、ダイヤの直径+少しの余裕で、数を決めます。
外周(※ダイヤが留まる面・爪は含まない)の直径×3.14(円周率)で、円周を求めます。
今回は、WAXの段階での外径の円周が58.1mm。
ダイヤの直径は平均1.7mmでしたので、0.2mmの余裕をつくり、
58.1÷1.9=30.6で、30個のダイヤを使います。
余裕は、ダイヤ同士がぶつからないように必要です。
今回はレール留めなのでですが、彫留めだったら0.5mmくらいにして、ダイヤは26個になります。(0.5mmはあくまでも目安。状況により変わりますョ。)
ピンクゴールドがお好きとのことで、お選びいただきましたが、ピンクゴールドは
サイズ直しがとても困難です。
最近は、改良されてきたものの、やっぱり職人さん泣かせであるのは変わらないようです。
サイズ直しが無いように、サイズをじっくり確認。
二本重ね付けをされるので、ちょっと大きめでご依頼いただきました。
ピンクゴールドは、銅の含有量が多いため、硬いです。
職人さんは石留めには苦労したようです。
その分、石外れも少ないだろうと思います。^^
サイズ直しが出来ないので、ご依頼の際に大きめにご注文頂きました。
ピンクゴールドと、褐色かかったダイヤの色味がマッチしていますね♪