愛知県のT様のご依頼です。
平成17年にルビーのネックレス等をご依頼頂いたお客様で、私よりも幾つかお姉様なのですが、難しい資格の取得のために、仕事と勉強を両立していらっしゃる、素敵な方です。
今回のリフォームは、私からご紹介するには個人的な内容すぎるので、ご本人様に差障りのないようにとお願いして、コメントを頂きましたのでご紹介させて頂きます。
T様、ありがとうございました。
~ 昨年(平成19年)の秋、悲しい出来事に見舞われ、自分を励ましてくれる、お守りのようなアクセサリーが欲しいと思うようになりました。
そのとき、ふと思い出したのが、数年前にペンダントとリングのリフォームをお願いした「atelier Cham」さんです。
その時のやりとりから、わたしの気持ちを汲み取ったペンダントを作ってくれると思ったからです。
依頼の過程の中で、「前向きな心」というテーマを作っていただき、小さいけれど、存在感のあるペンダントを作っていただきました。
きっと丸いこのフォルムは、前向きな心とともにやわらかな心も取り戻してくれるのではないか、と思っています。 ~
ジュエリーを作りたいと考える時、人は、様々な気持ちを持っています。
綺麗な宝石を見て、身に着けたいと感じ、自分を満足させる為。
頑張った自分に、ご褒美を上げる為。
目標がある時は、目標実現の為。
愛する人を喜ばせる為。
愛する人を偲ぶ為。
自分を慰める為。
宝石は、人を癒してくれて、満足感を与えてくれます。
でも、それは感情を与えてくれるだけのことで、現実は自分で切り拓いてゆくものだと思います。
ジュエリーは、きっかけ作りをしているのだと思います。
今回のテーマ、「前向きな心」というのは、私にとっても心がけている事です。人は、本当に色々ありますからね。^^
中央のダイヤモンドは、正面をしっかり向いて、周りのメレダイヤは、良い事を吸収するように・・・
そんなイメージでデザインしました。