言葉から形を想像します。

昨夜ご相談頂いた内容は、
「石を通せるピアスを作って欲しい」というもの。
メッセンジャーでご相談頂きました。

加工をする人だったら、ここで何通りかの想像が出来ると思います。

ピアスの形状、石の形、穴の状態・・・
これだけでも、沢山の形が浮かび上がってきます。

まず、大切な事は、「石を通す」というキーワード。

ピアスの線の太さをイメージする為に、穴の大きさをお尋ねしました。
「1mmちょっとくらい。」とのお返事。

次に石の大きさをお尋ねしました。
お客様が送ってくださった石の画像と作りたいピアスの画像・・・
丸カンがついているもの、石自体に貫通の穴があいているもの。
様々なチャームに使えそうな石をお持ちでした。

穴開きの石が一番注意しないといけません。
穴は直線。直線が長ければ、カーブした地金に通すと動きが悪いです。
直線の長さから考えると、送って頂いたピアスの形状では、石は動かない。

ご相談者の方の意図する形は、フープ状でワイヤーの細いものかな、ということで、図解と、素材ごとにお見積りをご連絡しました。

穴が狭い石には適しませんが、図解で解ってもらえたでしょうか?

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