ダイヤモンドの石枠

今年はじめのお仕事は、やっぱりWAXです。^^
今日は、ダイヤモンドの石枠を作って、そのあと愛知県K様のオパールリングのWAX修正をしました。

石枠石枠は、大体は金属から作るのが早いのですが、金属の手作り石枠は工賃がかかってしまうので、私はほとんどWAXで作ります。
使う石よりもキツメになるように作り、金属に鋳造してから修正を加えます。
この状態で、ゴム型をとれば、同じ形の枠を沢山作ることも出来ます。
爪の先の玉は、そのまま使っても良いし、デザインによっては削ってしまうことも出来ます。


今回のこの枠は、群馬県のJ様のダイヤリングの修理に使う予定です。
とても愛用されていたエンゲージリングでしたが、何度か爪が緩んで留め直しをされていたそうで、爪が磨耗して薄くなり、とうとう途中から折れてしまいました。
爪を継ぐのは、とても難しいですし、何より強度が足りません。
そこで、石枠ごと作り直しをお勧めしました。

お好みは、繊細な爪。
ですから、今回は、爪の先をもっと小さくします。

型を残しますので、今後この形での石枠加工に何度も対応できるようになります。
そうすると、工賃もお安く設定することが可能、という訳です。

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